敬語というのは、相手を尊重
日本語には、敬語という言葉があります。これは、本当に日本人に生まれてよかったな、と思える美しい言葉ですね。人によっては、面倒くさいと思うかもしれません。でも、自分がもしも、誰かから敬語を使われたとき、どんな印象を受けますか?悪い気はしないでしょう。敬語というのは、相手を尊重し、相手と自分の間のよきコミュニケーションを構築するためにも、大変役に立つものなのですね。 私達の生活というのは、仕事やプライベートな生活、レクリエーションなど様々な状況があります。そして、そこには、様々な人々がいますね。そして、その人々というのは、誰一人として同じ人間はいないわけですが、そこに、立場、年齢、経験の多少、知識の度合いなどなど、様々な点において、明らかな違いが生じてくるわけです。 違いがあるから、自分との差がありすぎるからといって、コミュニケーションをまったくとらない、というわけにもいきません。もしも、エレベーターに大勢の人と乗り合わせて、降りたい階で降りられそうになかったら、どうしましょうか。みんなが降りていって、自分だけになってから、改めて希望階まで行きますか?そんな面倒なことをする人は、珍しいでしょうね。もしも、降りられないとなったら、その同じエレベーターに乗り合わせた様々な年齢、立場、経験、知識をもった人々に、「降りたいのです」という意思表示をしなければなりません。そのときに、役立つのが敬語や丁寧語です。自分よりも年齢が上の人もあるだろうし、自分よりも経験や知識の上の人もいるだろうから、失礼のないように、との配慮です。「恐れ入ります、この階で降ります」と一言言えば、みんな道を開けてくれるでしょう。降りた後で、軽く会釈するか、「ありがとうございます」といえば完璧ですね。